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インタビューINTERVIEW

株式会社センジュ出版 吉満明子さん

子育て中は手いっぱいが当たり前。いろんな人に頼ることが大切

ふーちゃん
お子様一人ひとりに個性があるように、育児のスタイルは人それぞれ。けれど悩んだときや行き詰まってしまったとき、それをちょっと先に乗り越えた人たちの言葉が道を照らしてくれるかもしれません。おこせん世代より大きなお子様を育てるお父さん・お母さんに、育児中の喜びや大変だったこと、「お子様せんべい」について思うことをうかがいます。

吉満明子さん

今回のインタビュー:吉満明子さん

4歳男児の母。都内の出版社勤めを経て、2015年に株式会社センジュ出版を設立。雑誌や書籍の編集・出版の他、ブックカフェの運営を行っている。センジュ出版からは現在、カンボジアの子どもたちに日本のアニメ映画を届ける女性の奮闘を描いた「ゆめの はいたつにん」、子育て期の母親に向け胎内記憶と瞑想を解説した「いのちのやくそく」の2冊の本が発売中。

センジュ出版ホームページ:
http://senju-pub.com

頻繁に高熱を出す息子。一緒にいるために会社を設立

ふーちゃん
吉満さんはお子様が2歳半のときに一人で出版社を立ち上げたそうですね。何がきっかけだったのですか?
吉満明子さん
吉満さん

育休が明けて職場復帰してから、通勤時間をできるだけ息子と一緒に過ごす時間に変えたい、また一方でその時間をできるだけ仕事に充てたいと思うようになりました。なぜなら、息子が扁桃腺炎で2ヶ月に一度は1週間続く高熱を出し、思うように会社で働けなかったからです。産休・育休をいただき、復職したら職場のみんなに恩返しをしようと思っていたのに、かえって負担をかけてしまっていることが心苦く感じていました。

会社を立ち上げることができたのは、私がノーテンキだからでしょうね。今考えれば無謀な挑戦だったと思います。会社を立ち上げてすぐのころは当然、収入よりも支出が多いし、息子は相変わらず熱を出す……。でも多くの方々にお力添えをいただき、感謝ばかりの毎日で、後悔したことはありませんでした。

吉満明子さん

ふーちゃん
お子様の病気ほど辛いことはないですよね。
吉満明子さん
そうですね。今は免疫がついてきたので高熱を出す頻度は3、4ヶ月に一度とかなり低くなりました。39度くらいまでは元気に動き回っていますが、39度を超えるとさすがに辛そうでかわってあげたくなります。いつもひょうきんな息子の口数が減ってしまったり、ご飯が食べられなくなったりしてしまうのがかわいそうで……。そうそう、扁桃腺炎で熱が出たときは喉が痛くて飲み込むのが大変そうなので、「お子様せんべい」をミルクに浸して柔らかくして食べさせています。

SNSで気持ちを吐き出す

ふーちゃん
お子様が生まれてから一番大変だった時期はいつですか?
吉満明子さん

息子が生まれて3ヶ月ごろはオムツ替えさえうまくできず、一人で追い詰められた気持ちになって「このままじゃ虐待をしてしまうかもしれない」とわんわん泣いたことがあります。行き場のない気持ちはSNSに書きました。そうしたら友人から「ようやく泣けましたね」とコメントが返ってきたんです。我慢して溜め込むのではなく、思いっきり泣くのが正解だって言われました。今は懐かしい思い出です(笑)。

今でもSNSには助けられていますね。困ったことを書き込めば経験のある人からアドバイスがもらえますし、なにより気持ちを吐き出せる。一人で抱えこんでしまうとストレスでしかないことも、明るい日の当たる場所に出してしまえば笑い話になってしまう。大変なことはどんどん人と共有していくのがいいんだと思います。

ふーちゃん
SNSを利用すれば、より多くの人に支えてもらえるということですね。
吉満明子さん

吉満明子さん

近くに似た環境の人がいてくれるのに越したことはないでしょうが、SNSに限らず、インターネットを使えば自分に近い境遇の人を探すことができますよね。これは結構救いになるんですよ。ネットの中にはさまざまなコミュニティがあるので、シングル、2世帯、子どもや自分自身に病気を抱えている人など、いろいろな境遇の仲間を探すことができます。相談するまでもないような日頃の愚痴をわかってくれる人がみつかれば、ずいぶん気持ちが楽になるのではないでしょうか。
私はLICOさんという子育てアドバイザーの方の編集担当者でもあるのですが、自身の子育てに彼女のブログがとても心の支えなりました。

子どもが小さいうちはとにかく周りに甘えることが大切なのかなと思っています。「ママなんだから」と頑張りすぎない、気負いすぎないこと。子育て中は手いっぱいなのが当たり前なんです。頭では「こうしたい」と思っていても、思うようにいかないことだらけ。だから「できないことは仕方ない」と肯定的に受け入れて、ご主人でも親御さんでも、幼稚園でも保育園でも、近隣の公的機関でも、そして遠隔のご友人でも、頼れる相手にはどんどん頼った方がいいと思います。

ふーちゃん
お子様がおこせん世代を卒業されて、子育てはどのように変化しましたか?
吉満明子さん
息子が3歳になってから言葉でコミュニケーションできるようになり、お父さんと仲良くなってくれて、だいぶ楽になりました。夫と息子はそれまでなかなか意思疎通ができず、息子は私にべったり。かわいいのですが疲れてしまうこともありました。
いろいろなことを理解できるようになるので楽になったことがある反面、間違ったことを伝えないように気をつけています。身体的なケアから精神的なケアをするようになりましたね。
今、大変なのは保育園への送迎。息子は難癖つけて少しでも私と一緒にいたがるんです。「今日はママが怒ったから保育園に行かないよ。今すぐおうちに帰って」と理由にならない理由をつけるようになりました(笑)。まだまだ甘えたいんですよね。朝はなかなか余裕がないものの、迎えに行った後はしつこいくらいに「大好き」と伝えるようにしています。

ときどき、子どもは人生の先生のよう

ふーちゃん
子育てをしていて良かったと感じますか?
吉満明子さん
もちろんです。息子に学ぶことはたくさんあります。たとえば私が「叱る」ではなく「怒る」など間違ったコミュニケーションをしてしまったとき、素直に謝ると子どもはすぐに聞き入れて、許してくれるんですよね。これはなかなかすごいことだと思います。自分だったら、心に余裕のないことの八つ当たりのように接せられたら、憤ってしまうかも。なので、ときどき人生の先生みたいだなぁって思いますよ。息子はどこか大きな存在からの「預かりもの」で、育てさせてもらっているという感覚です。
大変なこともたくさんあるけれど、息子のこの顔、あの顔が見られるのは今だけ。どんどん大きくなってしまいますから。たくさん目と心に焼き付けて写真を撮って、いくつも面白い言い間違いを聞いて、しっかり記憶に留めて過ごしたいですね。
ふーちゃん
最後に、「お子様せんべい」へのコメントをいただけますか?
吉満明子さん
子どもはいろいろな理由でぐずるのですが、理由として多いのが「眠い」と「お腹が空いた」です。
「お腹が空いた」の場合に役立つのが「お子様せんべい」ですね。外出先でもあげられるので本当に助かります。材料も確かなので安心。ついたくさん食べさせてしまったとしてもお米でできているものなので、ご飯の代わりだと思えばなんの問題もありません。ちなみに、大人が食べても結構おいしいので私もつまんでしまいます(笑)。
ふーちゃん
ありがとうございました。身近な人はもちろん、いろいろな人に頼ることが大切ですね。私も一人で背負いすぎないよう、イワネンさんにいっぱい相談しようっと。

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