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本当に足りてる?栄養バランスはOK?離乳食のお悩み相談会

ふーちゃん
生後5〜6カ月から始まる離乳食生活。赤ちゃんの個性によって進み具合はまちまちだということがわかっていても、ふとしたことで不安になってしまうお父さん・お母さんは少なくありません。そこで今回、おこせんでは専門家を招いて離乳食のお悩み相談会を実施。おこせんユーザーのリアルな悩みにお答えいただきました。
イワネン
お悩みにお答えいただいたのは、乳幼児の栄養食事指導の経験のある大妻女子大学家政学部食物学科の川口美喜子教授です。

本当に足りてる?栄養バランスはOK?離乳食のお悩み相談会

お悩み1 与えれば与えるだけ食べます。どのくらいが適量なのかわかりません。

相談者:トミーさん
お子様の月年齢:0歳10カ月
与えれば与えるだけ食べるのでどれくらいが適量なのかわかりません。量が足りているのかもわかりませんし、あげすぎてもいけない気がするし……。好きなだけたべさせてもいいのでしょうか。

先生からの回答 本人が美味しく楽しく食べていればOK
たくさん食べる分にはほとんどの場合、問題ありません。あまりにも食べる量が多く、太り過ぎが懸念される場合は定期検診時に保健師や栄養士からの指導があるはず。指導があれば、その内容に従ってください。このころは食事を「美味しい」「楽しい」と感じてもらうことが最も大切な時期です。本人が喜んで食べているのであれば大方心配はいりません。

ふーちゃん
もりもり食べている分には安心して見ていていいのね!

お悩み2 レパートリーが少なく、離乳食メニューがマンネリになりがちです。何かいいアイディアはありませんか?

相談者:トミーさん
お子様の月年齢:0歳10カ月
まだ使える食材が多くないので、同じようなメニューばかりになってしまいます。お味噌汁が好きなので具材を変えるなどの工夫はしていますが、さらにレパートリーを増やすためのいいアイディアはありませんか?

先生からの回答 野菜の出汁を使ってみよう
味覚の発達を促すためには出汁を活用しますが、実は出汁が出るのは昆布やかつお節などばかりではないんです。野菜からも美味しい出汁が出るんですよ。ぜひ、これまで捨ててきたはずの野菜くずを活用してみてください。トマトのヘタや玉ねぎの皮、ブロッコリーの茎の外側などを集めて1〜2時間コトコト煮てみましょう。旨味の深い上質な出汁がとれます。あまり離乳食を食べない子であっても、これなら食べるという例もありました。

ふーちゃん
捨ててしまっていたはずの野菜くずが再利用できるから環境にも優しいわね。1〜2時間も煮込むのが大変だという方は、自動で煮込んでくれる電気料理鍋を使うといいかもしれないわ。

食事の量が足りなかったなと感じたときに……

用意した離乳食を与えきった後も、どこか物足りなさそうな表情をしていたら「おこせん」を与えるといいかもしれません。「岩塚のおこさませんべい」の原料はほぼ米。おかわり用のご飯やお粥が尽きてしまっているときに活用できそうです。 また、お子様がお腹を壊してしまい急遽重湯を作りたくなったときにも「おこせん」は活用できます。「おこせん」はお湯に浸すと簡単に溶けるため、すぐに重湯を作ることができます。

イワネン
皆様のお悩みに対する回答はみつかりましたでしょうか。
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取材協力

川口美喜子

川口美喜子

大妻女子大学 家政学部 教授
大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業、管理栄養士取得したのち、島根大学医学部で博士(医学)学位を取得。専門はがん栄養、食育、スポーツ栄養、高齢栄養。 管理栄養士の卒後教育、在宅介護における食事の指導、新宿区の子どもたちを対象とした「食とスポーツ」の支援、千代田区在住者・就労者のための妊活食支援などを精力的に行う。
著書に『がん専任栄養士が患者さんの声を聞いてつくった73の食事レシピ』(医学書院)、『いっしょに食べよう フレイルを予防し、老後を元気に暮らすためのらくらくメニュー』(木星社)などがある。

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