秋の夜長に読んであげたい昔ばなし
- これからの季節はお家の中でゆっくり過ごす時間が増えてくるわね。
- お子様と一緒にじっくり読書を楽しむのにぴったりな時期かもしれませんね。風花さんはどんなお話を読んであげるつもりですか?もしもまだ決まっていないのなら、改めて昔ばなしをじっくり味わってみてはいかがでしょう。今回も絵本と読み聞かせの情報誌『この本読んで!』の編集部のみなさんにおすすめの作品を教えてもらいましたよ。
2歳~
『おむすびころりん』
- 作/さいとうしのぶ
1,300円+税(あすなろ書房)お母さん、お父さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。おじいさんのおむすびが、ころころころころ転がって、ネズミの国まで行ってしまいました。
★「おむすび ころりん すっとんとん」と、ぜひ親子で声に出して楽しんでください。
『てぶくろ』
- 作/ウクライナ民話 絵/エウゲーニ・M・ラチョフ 訳/うちだりさこ
1,000円+税(福音館書店)肌寒くなってくると、保育園や幼稚園でもこのおはなしの出番が増えるようです。おじいさんが森で落とした片っぽの手袋に、動物たちが暖をとりに集まってきました。
★少しずつふくらんでいく手袋に、子どもたちもハラハラ。どうなるのか、見守ることでしょう。園ではまねっこごっこも楽しまれているそうです。
4歳~
『いっすんぼうし』
- 作/はたこうしろう
1,300円+税(あすなろ書房)おじいさんとおばあさんのところに、小さな小さな男の子が生まれました。一寸法師と名づけられ、ずっと小さなままでした。ある日、一寸法師は都に上ると言いました。 ★小さな一寸法師が活躍するおはなしは、子どもたちも我がことのように手に汗にぎる冒険です。
『3びきのやぎのがらがらどん』
- 絵/マーシャ・ブラウン 訳/せたていじ
1,200円+税(福音館書店)3匹のヤギのがらがらどんは、山の草場へ行くために、谷川にかかった橋を渡ることにしました。でも、そこには大きくて恐ろしいトロルが住んでいます。 ★トロルの迫力にびっくりしてしまうかもしれませんが、爽快な展開ですので、安心して最後まで楽しんで。
『ごちそうの木』
- 作/ジョン・キラカ 訳/さくまゆみこ
1,500円+税(西村書店)日照りが続いて食べるものがなくなってしまいました。困った動物たちは、賢いカメに相談に行きますが、なかなかお目当ての果実を手に入れることができません。 ★小さな動物でも、知恵を働かせれば、大きな動物にも負けません。子どもたちにも勇気を与えてくれるのではないでしょうか。
絵本と読み聞かせの情報誌「この本読んで!」秋号を
3名様にプレゼント!
今回の記事制作にご協力していただいた一般財団法人 出版文化産業振興財団(JPIC)発行の絵本と読みきかせの情報誌『この本読んで!』を3名様にプレゼントします!
特集は「ネコの絵本」。子ネコ、飼いネコ、町のネコ。日本と海外のロングセラーまで、ネコの絵本ばかり65冊が大集合しています。
2つめの特集の「昔ばなし」では、東京子ども図書館の松岡享子さんが、なぜ、子どもたちには昔ばなしが必要なのかをお話しくださっています。今回ご紹介した絵本のほか、たくさんの国々の昔ばなし絵本を掲載しています。
そのほか、カラーで新刊100絵本100冊のご紹介、おはなし会でのプログラムや季節の絵本など、盛りだくさんの内容です。
詳細はこちらからhttps://www.jpic.or.jp/konohon/
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