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プロ直伝! スマホでとっておきの写真を撮る秘訣

ふーちゃん
子どもが大きくなったときに見せられるように、たくさん小さいときの写真を撮っておきたいの。でもインパクトのある写真を撮るのって難しいわね。似たようなショットばかりになってしまうし。
イワネン
プロにはかなわないと思いますが、ちょっとしたテクニックを使えばスマホでも簡単に素敵な写真は撮れるようですよ。フォトグラファーに教えてもらいましょう。素敵なお子様の写真をたくさん撮っているジャミイプラネットのトヨサキさんを紹介します。
ふーちゃん
わぁ、素敵!トヨサキさん、よろしくお願いします!
トヨサキさん
どうぞよろしくお願いします。

忘れがちだけど大切なこと。まずはレンズをきれいにしよう

撮影に入る前に、まずはカメラのレンズを確認してみましょう。みなさんのカメラのレンズ、きれいですか? ホコリがついていたりしませんか?
レンズが汚れていると、どんなにいい構図でいい表情が撮れてもボヤッとした写真になってしまいます。乾いたやわらかい布などで汚れを拭き取り、レンズをきれいにしておきましょう。

ブレを少なくするためには、日中に太陽の下で

動き回るお子様の写真を上手に撮りたいときは、日中に太陽の下での撮影がおすすめです。暗い部屋の中だと、どうしてもカメラがスローシャッターになってしまうのでブレやすくなります。
お子様が怖がってしまうフラッシュを使わずに撮れるという意味でも日中の野外撮影はおすすめです。

※カメラは周りが暗いとたくさんの光を取り込むためにシャッタースピードが遅くなり、また明るいと速くなります。スマホは明るさを自動的に調整してくれる分、通常シャッタースピードのコントロールはできません。そのため日中の屋外に比べると暗くなってしまう室内では自動的にシャッタースピードが遅くなり、ブレが起きやすくなるのです。

ガイドを使って、ベストな配置を考えてみよう

写真は構図にこだわると一気に魅力がアップします。ベストな配置をみつけるために、まずはカメラ画面に格子状のガイドを出してみましょう。
人気のスマートフォンであれば、格子状の交点になっている場所が狙い目のポジション。被写体(お子様)がそこに来るようカメラの角度、立ち位置などを調整します。

ガイドを使って、ベストな配置を考えてみよう
横位置で撮る場合

ガイドを使って、ベストな配置を考えてみよう
縦位置で撮る場合

いわゆる「黄金比」を用いて撮影するということです。「黄金比」で検索するとさまざまな情報が出てくるので、詳しく知りたい方はぜひそちらで調べてみてください。

また、大人の目線からお子様を撮ろうとすると見下ろす構図になって背景が地面ばかりになってしまいます。しゃがんでお子様と目線の高さを同じにすればイキイキした表情が狙えるうえ、背景もきれいに写せます。

夢中になっている瞬間は、いい写真を撮れるチャンス!

夢中でごはんを食べている瞬間やおもちゃで遊んでいるシーンは楽しい表情を狙えるチャンスです。大きくなると周囲に注意が働くようになり、夢中でなにかをしている瞬間はなかなか撮れなくなるので小さいうちに撮っておきましょう。

ボールをキャッチする瞬間は一瞬動きが止まるため、常に動き回っていてなかなかシャッターチャンスがないお子様を納める絶好のチャンスです。

夢中になっている瞬間は、いい写真を撮れるチャンス!

生活感を出したくないときは、背景に注意

きれいな写真を残したければ、生活感のあるものはなるべく片付けたほうがいいかもしれません。部屋に干したままあるいは畳んだままの洗濯物、冷蔵庫に貼り付けてある献立表などです。
屋外なら他の通行人や車などが入るとごちゃごちゃとした印象の写真になるので、気をつけたほうが良いでしょう。

生活感を出したくないときは、背景に注意

落書きの跡も思い出になる

お子様が描いた絵やお気に入りのおもちゃなどはもちろん、壁や床の落書きや貼ってしまったシールなども、もしかしたら後々いい思い出になるかもしれません。
手や足のアップなども、比較できるものと一緒に写しておくと小さかった頃の思い出になります。

落書きの跡も思い出になる

一緒に遊んでいる感覚で楽しく撮ろう

お子様の楽しい表情を引き出したいときは、一緒に遊んでいる感覚で楽しみながら撮影してください。写真を撮ることだけに集中したり必死になったりしすぎない方が、自然で朗らかな表情になります。
カメラの方に注意を向けたいときは、音があるおもちゃがあるといいでしょう。目線がほしいときに活用してください。

ふーちゃん
結構簡単ね!すぐにやってみるわ。みなさんもぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

取材協力

ジャミィプラネット トヨサキジュンさん

ジャミィプラネット トヨサキジュンさん

プロカメラマン。新聞・広告・雑誌・書籍・会報誌など幅広く撮影を手がけると同時に、初心者向けのカメラ教室も開催。

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