9割以上が育休からの職場復帰に「不安」。みんなはどうやって乗り越えたの?育休復帰の実態レポート
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働くママ・パパの中には、育休を終えて職場に復帰する際に不安を覚える方が少なくないようです。
「おこせん」で実施している育休復帰応援企画にご参加いただいた方々にアンケート調査を行い、どのくらいの方がどのような不安を抱えているのか、また復帰後の大変な時期を乗り越えた体験談などをうかがいました。(有効回答数:91名)
育休復帰応援企画の詳細については、記事末尾の企画概要をご確認ください。
育休は1年〜2年取得する層がボリュームゾーン
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- まずは育休を取得した期間についてうかがいました。ボリュームゾーンは1年から2年の間で取っている方々で全体の6割以上を占めていました。
9割以上の人が職場への復帰に不安を抱えている
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- 育休から職場へ復帰する際に不安があったかをたずねると、なんと94.6%が「はい」と回答。ほとんどの方が職場復帰に不安を覚えていたようです。
不安材料は、時間のやりくり
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どんなことに不安に感じていたのかたずねると、「家事をうまくまわせるか(77.2%)」、「遅刻早退、欠勤などで職場に迷惑をかけないか(70.7%)」、「保育園の送迎や急な病児の対応ができるか(64.1%)」など、時間のやりくりに関することが上位に挙がりました。
あわせて「自分の気力・体力が持つか(68.5%)」といった問題も。「仕事のカンを取り戻せるか(58.7%)」といった能力に関することは比較的下位の不安となりました。
また「子どもが保育園に馴染めるか(53.3%)」といった、お子様のことを心配する意見もありました。
できる準備は、お子様を環境に順応させること
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職場復帰に向けて準備したことは、「慣らし保育で新しい環境に慣れる(51.1%)」「生活リズムを整える(50%)」などが多い傾向に。とにかく心身を新しい環境に慣らすことに重きをおいているようです。
「パートナーと家事や送り迎えの分担を決める(43.5%)」「ネットスーパーや食材配達サービスを登録・利用する(27.2%)」など、限られたリソースを有効活用するための準備をする方もいらっしゃいました。
約4割がすぐにフルタイム復帰
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- 職場復帰後1年間の勤務状況については、4割近くがフルタイムで働いたと回答。時短やパートタイムを選ぶ方の方が多くはありますが、早くからエンジンをかけていく方も少なくはないようです。さらに8割以上の方が完全出社勤務をしていることがわかりました。
家族や職場との積極的なコミュニケーション、家事を楽にする工夫で大変な時期を乗り切った
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- 不安や大変なことを乗り切るために工夫したことについて、具体的な体験談を聞いてみました。
・仕事は抱え込み過ぎないように、進捗をまめに自発的に発信しています。家事は代行や延長保育など様々なサービスに助けてもらっています。
・同僚やママ友との情報共有は大切にしました。迷惑を掛けることを「申し訳ない」と思いながらも「でも、しょうがないこと」と割り切るようにしました。
・ホワイトボードにやること、大事なことを書いて共有していました。
・とにかく毎日必死でした。いつ子どもが体調不良になるかわからないので、仕事は早めにするように心がけました。
・復帰後の家事のシミュレーションを何度もしました。また食事を手作りしなくても、部屋が荒れていても「まぁいっか」と思うようにしました。自分のご機嫌が取れることを選択しました。
・子どもの病気への対応で仕事を休む場合はどちらか一方に負担が偏らないように、パートナーと1日ずつ交代で休むようにルールを決めました。登園可になるまで1週間日近く休まなければならない場合でも、隔日で出社できますと会社に伝えられたので心理的にも楽になりました。
・急な呼び出しや休日の取得、時短勤務による業務の負担などによって同僚へ迷惑をかけたくなかったので、まわりには常に気遣いをしていました。子どもたちの体調不良をなるべく防ぐために、食事や手洗いうがい、帰宅後にすぐ風呂へ入るなどを心がけていました。
・看護休暇や時短など使える制度はフルで使いました。食事は手作りにこだわることをやめ、大変な時は出来合いのものでよしとするように割り切りました。
・洗濯はすべて夜に部屋干し。タオル類は乾燥機へ。食器は大型食洗機を利用。自動調理器を使った予約調理やミールキット利用など、便利な家電や時短になるアイテムはお金をかけても利用するようにしました。
・家事代行や簡便食材など、自分が楽になることにお金をかけるようにしました。「保育園でご飯を食べているから家では簡単で良い」と気持ちを切り替えました。
・冷凍野菜、カット野菜、お惣菜、テイクアウトなど時短できることにお金をかけました。そして無理しない、よく寝る、休日に子どもと遊べる時間を目一杯楽しむことを心がけました。
・買い物は週末や水曜日にまとめ買いし、野菜やお肉等はカットや下処理し冷凍保存。週末には作り置きもしました。子どもの急な体調不良があったときは、その日の仕事の内容によって、私・夫・祖父母など病児保育から対応する人を選択して乗り切っていました。
・「手を付けなくても死なない」を合言葉に手を抜けるところは抜いています。
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職場復帰前後の貴重な実態調査をすることができました。アンケートにご協力いただいた「おこせん」ユーザーの皆様、本当にありがとうございました。
これから職場復帰を控えている皆様はぜひ、先人たちの知恵と経験をご参考になさってください。
お父さん、お母さんの育休復帰を応援します!
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※後日、アンケートにご協力をお願いいたします。
※製菓メーカーの方はご応募いただけません。
※職場に復帰されるご本人様が直接ご応募ください。代理の方からのご応募はお断りさせていただくことがございます。
※ご応募が多数となった場合、厳正な抽選にて決めさせていただくことがございます。
※お送りする商品は、時期に応じて当社で選定いたします。